前処理 前処理はオーバーヘッド式ラインを使用 処理方法はアルカリ脱脂→燐酸鉄被膜→ 純水洗浄→乾燥をコンベア‐により一括処理します。 (写真は純水洗浄後、乾燥工程に入る様子) |
|
静電塗装 静電塗装は霧化帯電した塗料をアースした被塗物に静電引力で吸着させます。 通常のエアースプレーガンよりも塗料吸着率は高いです。当社の場合、静電ハンドスプレーガンおよび静電塗装自動機(レシプロケータ.写真)を併用することで更に吸着率を高め、塗れない個所を減らし量産品の品質安定化と生産効率向上を実現しました。 (写真は照明器具の反射盤を塗っている様子) |
|
カチオン電着 被塗物を電着塗料槽に浸せきさせて電流を流すと、電気泳動により塗料粒子が被塗物に吸着します。塗膜の厚さはほぼ一定。電着塗装は付きまわりが良く、複雑な構造や細かな穴まで均一な塗膜ができます。 大型塗料槽使用のため塗料の色替はできませんが(当社は黒のみ)使用しているエポキシ系塗料は防錆性がよく、また当社ラインは自動化を実現したため量産コストは他塗装方法に比べ割安です。自動車部品のブラケット、ステー等に最適です。環境対策向けに2000年5月に鉛フリー塗料に変更しました。 |