カチオン電着と静電塗装の(有)小柳塗工所
小柳のカチオン電着はここが違う!
当社のカチオン電着のポイント!
当社のカチオン電着はの最大のポイントは地域的利便性とサイズを限定したことによる上がりの速さ多品種小ロット対応のトータルコストパフォーマンスです。
この3点を満たすものに関しては、お客様に非常に喜んでいただいております。
(1)とにかく納期が早い。(短納期が可能、場合によっては即日)
理由として
・都内で利便性が良い。
・対象をインチ〜フィートサイズに特化した自動ライン設備ですので塗装を仕上げるのが速いです。特急品は最短で前処理含めて90分〜です。
・通常はライン構成は一体が多い中、前処理ラインと電着ラインはあえて分けてあります。
一般の塗装のためにも前処理を使うのがもともとの理由なのですが結果オーライで、前処理で
一旦乾燥工程が入ることで、電着の塗膜の品質が割と安定します。
また電着ラインの回転に比べて前処理ラインの回転はさらに速く、被塗物を前処理でためておいて電着で一気に流すという芸当も可能です。

(2)ブラケット品などの小物に特化
ブラケット類・付属品などに大きさを特化し、大きさに応じて効率の良い汎用冶具をそろえました。冶具にも多数ノウハウを仕込んで有ります。
(3)なんといってもコストパフォーマンス
  (1)(2)の条件をご満足しているお客様にはコストパフォーマンス良く塗装のご提供ができます。用途に応じて品質がそこそこ割り切れる黒色の塗装でしたら、
変な形状でなければ静電塗装や粉体塗装に比べてだんぜん安くなります。(当社比)
  例えばインチ〜フィートサイズの仕事は主に価格帯は〜数十円のになりますが、物流条件ひとつとってみても、みかん箱1個を宅配で運ぶ場合、1箱100個〜200個入りの物でしたら物流コストに数円上乗せが必要です。
東京城東地区近辺で材料手配・プレス等をやられているお客さまにとってこの価格帯の仕事は当社を使ってみて結果としてコストパフォーマンスに優れます。



ちょっとしたお話
当社のカチオン電着ラインは平成2年に導入しました。
当時、「こんな狭い敷地に大型の電着ラインを作るなんて無理。」と関係各社は誰もが反対しました。
しかし前社長(故親父ですが)の「金を出すのは俺だから」の一言で、決まりました。
設計は前社長が自ら手がけ、設備メーカーの(株)白電工熱殿、塗料メーカーの日本ペイント殿、UFメーカーのポリテックス殿、他関係者の皆様の協力でラインを完成しました。
 カチオン電着ラインというと従来、自動車の車体の下塗り用として開発されたもので、仕組みは塗料槽に被塗物が浸漬し電気泳動の作用で塗膜が形成されます。
もともと自動車ボディを塗装する位ですから大型の設備の部類になります。
自動車でいうと通常数十トンの塗料槽はざらです。
 脱脂、前処理、後処理、焼き付け工程を含めると本当に大がかりな設備になり、買うというより建設するという感じです。
ですからこの設備を持っているのは、大型塗装品を扱うメーカの工場や塗装屋(自動車、電気配電盤、事務機器、タンクその他)や表面処理ということで一部メッキ業者で割と郊外に電着工場を構える例が多いです。
いずれも会社の規模が大きかったり、広大な敷地を確保してやられておられます。
検索エンジンで”カチオン電着”を検索するとよく分かることでしょう。
 当社の場合、電着の設備導入当初は顧客は2、3社で主に量産品をやっておりました。
しかし昨今の景気の厳しさで1社あたりの量産品は本当に少なくなりました。
お客さんによっては、何万個/月だったものが、生産拠点を中国に移したために、仕事が無くなったとこもあります。
「それで、この先やっていけるのか?大きなところと競争できるのか?」ずいぶん悩みました。
考えた末に出した結論は、商圏特化、大きさ特化、少量多品種への対応と塗装屋だからできる
電着+上塗りで戦うことに決めました。
当社は都内で数件しかない小型のカチオン電着ラインを持った「塗装屋」であることを再認識し商圏と得意分野を特化し営業させて頂いただいております。
おかげさまで年々お客様は増え、現在二十数社のお客様にご愛顧いただいております。
御社も是非一度当社のカチオン電着をご検討ください。

電着ラインの様子

ラインは自動制御

こんな部品が得意です
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